接着剤などを使わずに紙とはさみだけで塔をつくり高さを競う「第3回紙タワー甲子園」が20日、愛媛県西条市神拝の西条情報支援センターであり、児童、生徒が創意工夫をこらして自分の身長よりも高い巨塔をつくった。
ものづくりに必要な発想力や想像力などを養おうと市が2012年から開催。小学生の部には市内の4校11チーム22人が、中高生の部には7人が参加した。
 小学生の部はA4判の厚紙1枚を使う個人戦と2枚使う団体戦で実施。児童は寸法を計算して設計図を書き、切れ込みを入れて紙をつなげたり、円柱にして積み重ねたりした。中には高さが200センチに迫るチームもあった。