楽しみながら防災に理解を深めてもらおうと17日、停電の際に使うキャンドルを手作りするイベントが愛媛県松山市若草町の市総合福祉センターであり、大学生ら7人が災害への備えや対応を学んだ。
 全国の学生が連携して東日本大震災の風化防止に取り組む団体「つながり大作戦」の県内メンバーが初めて開いた。
 団体県代表の愛媛大3年の男子学生(20)が団体の活動内容などを説明。参加者はろうそくを溶かしてクレヨンを削り入れたカラフルなものやツナ缶を利用してキャンドルを作った。新聞紙スリッパやキッチンペーパーで作るマスクの紹介もあった。
 2月に被災地を訪問したメンバー4人による震災遺構や仮設住宅に関する報告もあった。