熊本、大分両県で地震が相次ぐ中、地域ぐるみで防災に取り組んでいる愛媛県松山市道後地区の道後温泉旅館協同組合がこのほど、所属する宿泊施設の防災用品の一括購入を始めた。
 組合によると、2015年に「宿泊者災害時対応計画」を策定するなど地区が進める災害に強いまちづくりの一環。一括購入するのはヘルメットやガス発電機、トイレ用凝固剤、非常食など10種類で、組合に所属する33の旅館やホテルに呼び掛け、宿泊者が増えるゴールデンウイーク(GW)前の整備を目指している。