クリスマスを前に、障害がある子どもたちを招いたミュージカルのチャリティー公演が10日、愛媛県松山市堀之内の市民会館であり、約800人が劇団四季による「ふたりのロッテ」に心を温めた。
 公演は、日産グループの労働組合組織「日産労連」やNPO法人「ゆうらいふ21」が劇団四季などと協力して全国で毎年開催。愛媛では2009年以来、5年ぶりに開かれた。
 「ふたりのロッテ」はドイツとオーストリアで互いの存在を知らなかった双子の姉妹が夏に訪れた学校で偶然出会い、入れ替わって相手の家に戻り、別れた両親と4人で一緒に暮らし家族の絆を取り戻すストーリー。