愛媛県内唯一の日本トライアスロン連合公認大会の「第5回愛南町いやしの郷(さと)トライアスロン大会」が4日、愛南町西海地域であり、全国から集まった鉄人たちがアップダウンの激しい難コースで、力を振り絞ったレースを繰り広げた。
 2012年から実行委員会と町が開催しており、今年は19~77歳の男女331人が出場。スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロの計51・5キロで競った。
 競技は大粒の雨が降りしきる午後1時に号砲。悪天候にもかかわらず、コースの各所には大勢の住民が立ち、限界に挑む選手らに大きな声援を送った。
 男子総合は平松幸紘選手=日本食研トライアスロン部(今治市)=が、2時間1分40秒で2年ぶりに制し、女子は田中麻優選手=同=が2時間33分37秒で初優勝した。