雪不足でも元気十分 西条でスノーカーニバル
西日本最高峰の石鎚山の中腹にある愛媛県西条市西之川の石鎚スキー場で27日、「第14回スノーカーニバルin石鎚」があった。雪不足の影響でスキー場は営業しておらず、会場の初心者用ゲレンデ以外は雪がほとんどない中での開催で、親子連れ約850人がそり競走などを楽しんだ。
例年だと自然雪が約30センチ積もっているが、暖冬の影響でほとんどなく、人工降雪機でゲレンデに最高約10センチの雪原をつくった。27日は気温0度前後で、ゲレンデの所々に芝が見えていた。
そり競走では約30メートルのコースを子どもたちがそりで勢いよく滑り、中には転倒して雪まみれになる子や、はしゃぐ保護者の姿も。五つの雪山から景品が当たる木札を探すゲームでは、日差しの下で子どもらが懸命に雪を掘り起こしていた。