高速道路の料金所職員の防犯意識を高めようと、NEXCO西日本は2日、愛媛県伊予市稲荷の松山自動車道伊予料金所で強盗対応訓練を実施した。
 料金所窓口で犯人役の伊予署員が道を尋ね、案内のため外に出た係員に模擬の拳銃を突き付け現金を要求。逃走後に職員は非常通報装置で県警と道路管制センターに通報し、車両ナンバーや犯人役の特徴などを伝えた。
 訓練後、署生活安全課の西田誠課長が「一番に身の安全確保を優先してもらいたい。短時間で車両ナンバーを全て覚えるのは難しい。下4桁や車の色や形を覚えることができれば重要な手掛かりとなる」と呼び掛けた。