県老人クラブ大会が4日、松山市であった。愛媛県内の会員ら約1000人が「地域を自ら支える存在」へと高齢者像の変革を宣言。若い世代や地域と連携した社会づくりを誓った。
 県老人クラブ連合会の鈴木尊会長は、新たな高齢者の加入減少や後継者不足で現状は厳しいと指摘。「存在感を発揮するためには会員減少に歯止めをかけなければならない。魅力あるクラブづくりを問い直してほしい」とあいさつした。
 宣言には加入促進運動や健康づくり、交通安全や詐欺被害防止の実践も盛り込んだ。
 席上、高齢者福祉関係功労者として13人が知事表彰された。