高齢者の交通事故や特殊詐欺被害などの防止に取り組む「創ろう!シルバーセーフティ愛媛」推進会議が25日、県警本部であり、「シニア・セーフティ・プロジェクト2016」の一環として高齢者の交通安全教育や自宅訪問を進めることなどを申し合わせた。
行政や高齢者関係団体の代表者ら約30人が出席。藤田聡彦交通部長が「15年の交通事故死者の3分の2が高齢者だった。高齢者自身が事故に遭わない、起こさないという意識を持つ対策を進めてほしい」とあいさつ。西条市と日本損害保険協会四国支部が、独自の高齢者訪問事業や事故多発場所をまとめたチラシ作成などの取り組みを発表した。