高齢者施設などの感染症に関する研修会が14日、愛媛県松山市であった。愛媛大医学部附属病院の青野晴考看護師がノロウイルスやインフルエンザの予防に関し「手と指の衛生管理が基本で、最も効果がある」と対策を具体的に説明した。
 県が開催し、介護老人保健・福祉施設や訪問看護ステーションの管理者ら約70人が出席した。
 青野さんはノロウイルスは便や嘔吐(おうと)物、感染者が調理した食品などを通し感染が拡大すると解説。外出やトイレの後、食事前などには、流水とせっけんで約30秒間、手を洗うよう呼び掛けた。