四国有数の水揚げ量を誇る八幡浜市営魚市場(愛媛県八幡浜市沖新田)で5日早朝、2017年の初競りがあった。タイやアジ、タチウオ、イカなど多彩な魚種が並んだ場内には競り人の威勢のよい掛け声が響き、魚のまちにふさわしい活気に包まれた。
 初市式で大城一郎市長は「魚市場を取り巻く環境は厳しいが、今年も威勢のよい競りでスタートしてほしい」とあいさつ。市場関係者らが地酒の鏡開きと三本締めで、豊漁と高値、安全操業への願いを込めた。