魚介鍋アイデア比べ 県産養殖活用2次審査
愛媛県産養殖のマダイ、ブリ、ヒオウギ貝のいずれかをメイン食材に使った鍋料理のグランプリを決める「我が家のオリジナル鍋選手権」の2次審査が14日、松山市一番町1丁目の河原高等専修学校であり、審査員らが味や見た目をじっくりと評価した。
えひめいやしの南予博2016実行委員会が主催し、全国から83作品の応募があった。14日は1次の書類審査を通過した10作品を、料理研究家で河原高等専修学校専任講師の近藤一樹氏(60)ら5人が採点した。
スープにみかんジュースを足して愛媛らしさを出したり、米とタイで作った団子を入れてたい飯の雑炊風にしたりと、10作品はいずれも斬新なアイデアが満載。審査員は「プチプチした食感が楽しい」「海鮮の味が染み出てくる」などとコメントしながら、目新しさや手軽さなどを10点満点で評価していった。
11月13日に愛南町で開く最終審査には5作品が進む予定で、一般客の投票によってグランプリを決める。