愛媛県松山市居相2丁目の伊予豆比古命神社(椿神社)でツバキカンザクラが咲き始め、鮮やかな桃色の花が春の訪れを告げている。
 長曽我部延昭宮司(71)によると、例年は2月下旬~3月上旬に咲き始めるが「今年は雨に恵まれ、暖冬だったせいか10日ほど早い」という。本殿脇などにある5本のうち2本で開花し現在は一分咲き。見頃は2月下旬の見込み。
 境内ではウメやツバキも咲き、美しい花々を楽しむことができる。長曽我部宮司は「春の初めに、生き生きとした命の息吹を見てほしい」と呼び掛けている。