道後温泉旅館協同組合加盟の35旅館・ホテルの2014年宿泊者数が前年から約7万人(8.6%)増えて88万7086人だったことが、組合のまとめで分かった。3年連続での増加は1973年以来。道後温泉本館改築120周年記念芸術祭「道後オンセナート2014」開催で利用が伸びたほか、外国人客の増加も寄与した。
 組合によると、4月を除く全ての月で前年を上回り、繁忙期の11月には19.8%増の9万4424人と年間で最多の利用があった。宿泊が落ち着く9月も14.7%伸び、芸術祭効果により切れ目なく人を呼び込むことに成功した。