愛媛大の2016年度卒業式と大学院学位記授与式が24日、松山市道後町2丁目のひめぎんホールであり、学部生1864人、大学院生379人が人生の新たなステージへと一歩を踏み出した。
 大橋裕一学長は、君子は道理に合っているかどうかで物事を判断するとした吉田松陰の言葉を紹介し「道理が利益を制する質の高い人生を歩んでほしい」と式辞を述べた。
 卒業生総代の工学部白方あかりさん(22)は、仲間への感謝の思いを述べ「学んだことを最大限に生かし、新しい道を切り開き、一歩ずつ前に進んでいきたい」と誓った。