愛媛銀行ふるさと振興基金(理事長・本田元広頭取)の第33回ふるさと振興賞顕彰式が21日、愛媛県松山市一番町1丁目のホテルであり、地元食材を生かした食品の開発販売や生活に寄り添ったサービス提供などで県内の経済発展に寄与した企業3社と経営者1人を表彰した。
 受賞したのは食肉加工販売のビージョイ(松山市)、冠婚葬祭のベルモニー(同)、自動車販売・修理のスズキ販売愛媛(今治市)と、歯ブラシ・歯磨き製造の昭和刷子(内子町)を創設した宮岡広行会長。
 本田理事長は「ふるさと愛媛の発展は地域に根を下ろした地場産業の成長にかかっている。顕彰活動を通して地域社会の役に立ちたい」とあいさつ。受賞者を代表してビージョイの宮内圭三社長が「愛媛で生まれ育った企業として信頼され、必要とされる存在を目指して努力したい」と抱負を語った。