イタリア政府公認の「真のナポリピッツァ協会」(本部・ナポリ)の認定審査に、愛媛県四国中央市三島金子2丁目の「ピッツェリア エイゴロ 伊予三島」が合格し、604番目の認定店となった。オーナーの三谷栄吾郎さん(36)は「安心安全な食べ物として、多くの人に知ってほしい」と本場の味の継承に意欲を燃やしている。
 三谷さんによると、日本では生地にチーズと大量の具材が載ったものが一般的にピザと認知されている。ナポリピッツァの具材はトマト、オリーブ、ニンニクなどシンプルで、「主役である生地を楽しむ」という。
 協会は伝統の職人技を受け継ごうと1984年に発足。材料や製法など協会が定める条件をクリアした店を認定しており、イタリア、米国など世界各地に606店ある。日本国内では64店が加入し、県内では同店が2店目。