子どもらが自由に文字や絵をかいたメッセージタイルの除幕式が28日、愛媛県松山市古川北2丁目の市南部児童センターであった。
 センターが、イベント参加者や来館者に呼び掛け、7色のタイル計378枚にメッセージを書いてもらった。式では、芳野光男施設長(61)とイベントに協力したNPOメンバー、子ども2人が幕を引くと、虹をイメージしたタイルが姿を現した。
 約10センチ四方のタイルには「学校の先生になりたいな♪」「パティシエになりたい」といった将来の夢や、「みんなでなかよくあそぶぞ」「中学校で勉強がんばるぞ!」など現在の思いが書き込まれている。家族や動物などの絵もあり、色彩豊かでにぎやか。
 芳野施設長は「子どもたちが大きくなったときに見て、今の夢や気持ちを思い出してくれれば」と望む。