熊本・大分を中心とした地震の影響で21日、プロバスケットボールbjリーグ大分・愛媛ヒートデビルズが23、24日に別府市のべっぷアリーナで予定していたリーグ最終戦と、サッカーJ2愛媛FCが5月3日に熊本市のうまかな・よかなスタジアムで予定していた熊本戦の中止が発表された。
 大分・愛媛の向井昇ゼネラルマネジャー(GM)によると、大分県内などで余震が続いており、安全を考慮し、中止とした。代替試合は行わない。向井GMは「11年続いたヒートデビルズの最後の試合だっただけに、非常に残念で悔しい。今は復興支援に微力でも協力したい」と話した。チームは22日、選手やスタッフなどが別府市で被災地支援の募金活動を行う。
 一方、熊本戦の中止を発表した愛媛FCによると、熊本はチームとしての活動を休止中で、同スタジアムは救援物資の拠点となっており使用が困難だという。
 愛媛FCと選手会は24日、松山市のいよてつ高島屋前と大街道アエル松山前、松前町のエミフルMASAKIで熊本地震の義援金募金活動を実施する。23、29、5月7日のホーム戦でも会場に募金箱を設置する。