サッカー四国リーグのFC今治は23日、Jリーグの準加盟に当たる「百年構想クラブ」に認定された。Jリーグが同日の理事会で決定した。
 百年構想クラブの認定は、将来的にJリーグ入会をめざすチームに必要な手続き。同日の理事会ではFC今治のほか、日本フットボールリーグ(JFL)の東京武蔵野シティも承認され、認定済みのクラブは9となった。
 FC今治は昨年11月に申請。組織体制や財務基盤、自治体の支援状況などの点で審査を受けていた。
 この日はJリーグの中野幸夫専務理事から愛媛県今治市東門町5丁目のFC今治事務所に認定を知らせる電話が入った。FC今治の矢野将文取締役は「今年は何としてもJFL昇格を果たし、成長の土台をつくる一年。そのシーズン前に(認定の)朗報を受けたことに感謝している」と述べた。