サッカー四国リーグで優勝した愛媛県のFC今治は6日から、日本フットボールリーグ(JFL)昇格を懸けた全国地域リーグ決勝大会に臨む。FC今治の1次ラウンド3試合はいずれも県総合運動公園球技場で実施。イレブンは「ホームの利を生かして結果を出したい」と意気込んでいる。
 決勝大会には、全国九つの地域リーグ優勝チームと全国社会人選手権上位3チームの計12チームが参加。1次ラウンドは4チームごとの3グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループ1位と、各グループ2位の成績最上位の計4チームが決勝ラウンド(21~23日・高知県)に進む。リーグ戦で行う決勝ラウンドで2位以内に入ればJFLに昇格できる。
 大一番に向け、4日は試合形式の練習などで最終調整を行った。稲田主将は「選手一人一人が高い意識を持って取り組んでおり、チームの気持ちが一つになっている」と強調。四国リーグで17得点とチーム得点王のFW長尾は「初戦に勝てば勢いに乗って戦える。貪欲にゴールを狙いたい」と活躍を誓った。