愛媛経済同友会が県立とべ動物園(砥部町上原町)に贈ったニホンカワウソの石像3体の除幕式が5日、園であった。子どもら約50人が風船を飛ばし高さ約1メートルの愛らしい像のお目見えを喜んだ。
同友会は設立50周年を迎え、未来を担う子どもに夢を与えたいと寄贈。県獣であり、道後動物園(当時)が国内で唯一の飼育歴を持つニホンカワウソを選んだという。
式では代表幹事の本田元広愛媛銀行頭取が「動物はかけがえのない仲間だという思いを込めた」とあいさつし関係者が除幕。
一日園長を務める砥部町麻生小学校の児童は「初めてニホンカワウソを(石像で)見たけどかわいかった」と笑顔だった。