四国電力(高松市、佐伯勇人社長)が30日発表した2016年4~12月期連結決算は、経常利益が前年同期比53.5%減の108億2200万円、純利益が52.7%減の69億3700万円だった。通期の業績予想に変更はなく、3年連続で黒字の見通し。
 高松市の本店で会見した佐伯社長は「かつての利益レベルからは相当低い」と説明。電力小売り全面自由化2年目をにらみ、再稼働した伊方原発3号機(伊方町)の安定運転や経営効率化の深掘りに努めるとした。