戦前に日米友好を願い米国から各地の幼稚園や小学校に贈られた「青い目の人形」。現存する1体の可能性が高い人形が21日、ゆかりのある愛媛大教育学部附属小学校(愛媛県松山市持田町1丁目)に寄贈された。今年で人形交流90年。受け取った児童らは人形を通じて戦争の愚かさと平和の尊さを学んだ。
 人形は松山で暮らした経験がある米国人宣教師シドニー・ギューリック氏(1860~1945年)らの尽力で約1万2000体が贈られた。戦禍により失われ、全国に330体余りが残るのみという。県内には214体が届き、これまでに5体が確認されている。