丁寧な介護、力発揮を 北条高生・全国技術コンへ
三重県で31日から2日間開かれる「第4回全国高校生介護技術コンテスト」に、北条高校(愛媛県松山市北条辻)の3年生が四国代表として出場する。介護福祉士を目指し培ってきた力を発揮しようと、連日練習に励んでいる。
大会に臨むのは、総合学科生活福祉系列3年の長井佑香さん(18)と富阪聖奈さん(17)、萩山杏純さん(17)。福祉を学ぶ全国の代表11校が出場し、事前に知らされる利用者の健康状態や興味・関心などの情報を基に、2人一組で適切で安全な介護技術を競う。
大会に向け、9月上旬からは担当の今道晶子教諭が考えた実践課題に取り組む。利用者が服を着るのを手伝う練習では「しんどくないですか」「お似合いの色だと思います」と優しく声を掛けながら丁寧な介護を実演。その様子をビデオで撮影し確認し合うなど、レベルアップに余念がない。