自転車、右側通行やめて 事故の怖さ実演
自転車の正しい乗り方を再確認してもらおうとJAえひめ中央は28日、愛媛県東温市志津川の重信中学校で自転車交通安全教室を開き、生徒約620人がスタントマンの実演などを通し事故防止のポイントを学んだ。
2010年度から中高生を対象に開催し、15校目。スタントマンは、見通しの悪い交差点や右側通行など実際に起きやすい状況での自転車事故を実演。生徒は吹き飛ばされる様子に息をのんでいた。トラックの左折時の内輪差を体験し、信号待ちの際などの安全な待機位置も確かめた。
県警による交通講話もあり、バイシクルユニットの脇田敏和副隊長は「交差点で安全確認をするときには運転手の目を見ること」など安全に乗るためのアドバイスをした。