愛媛県久万高原町若山の面河渓で紅葉が見頃を迎え、石鎚山系の秋が終盤に入った。29日は七分程度の色付きで、行楽客でにぎわった。
 近くの面河山岳博物館によると、面河渓の29日午前9時半ごろの気温は8度。冷え込んだ渓谷の所々で、ケヤキやヤマウルシなどが赤や黄色に染まり、周囲の白い岩肌とコントラストをなしていた。同10時半ごろには谷間にも日光が差し込み、紅葉狩りを楽しむ観光客が遊歩道を散策していた。