戦争や今治空襲などで犠牲となった戦没者・戦災死没者、消防・警察殉職者計3106人を悼む愛媛県今治市主催の式典が22日、今治市別宮町1丁目の市公会堂であり、遺族ら約300人が祈りをささげた。
 菅良二市長は「戦後70年が経過したが、戦争を風化させてはいけない。戦争の悲惨で苦しい体験を次の世代にしっかりと語り継ぎ、平和を守っていきたい」と述べた。
 市遺族会の村越梓会長は「肉親を失った遺族の深い悲しみは今なお消えることはない」と追悼した。