愛媛県交通安全対策会議の幹事会が11日、県庁であり、2020年までに年間の県内の交通事故による死者50人(昨年78人)以下、死傷者4500人(同6040人)以下を目指す第10次県交通安全計画を決めた。
 県警によると、県内の交通事故件数は05年から11年連続で減少しているが、近年の死者数は3年連続で増加。今年の死者は36人(10日現在)で、うち半数以上の19人が高齢者。
 県、県教育委員会、県警などから37人が出席した会議では、少子高齢化の進行を背景に、子どもや高齢者の安全確保に重点を置き、歩行者や自転車の事故防止策を強化することを確認した。