「ボクは坊さん。」17日四国先行公開 主演の伊藤さんら来社
17日から四国で先行上映される映画「ボクは坊さん。」で主演した俳優伊藤淳史さん、真壁幸紀監督、原作者で四国霊場57番札所栄福寺(愛媛県今治市玉川町八幡)の白川密成住職が15日、松山市大手町1丁目の愛媛新聞社を訪れ、撮影時のエピソードや作品への思いなどを語った。
映画は、白川住職の人気エッセーが原作。祖父の死をきっかけに24歳で住職となった青年が周囲との触れ合いを通して成長していく物語で、2014年秋に約3週間、今治市で撮影が行われた。
伊藤さんは「1人の青年としての生きざまに共感し、ちゃんとした人間ドラマにしたいと思った」と強調。体の力を抜いても揺るがない立ち姿を意識したとし、「密成さんからもパワーを感じた。時間をかけて作っていけたかな」と振り返った。
17日には、松前町筒井のシネマサンシャインエミフルMASAKIなどで真壁監督と白川住職の舞台あいさつがある。