全国納税貯蓄組合連合会と国税庁が全国の中学生から募集した本年度の「税についての作文」で、愛媛県松山税務署管内では東温市の重信中学校3年宮内音寧さん(14)が大蔵財務協会理事長賞に選ばれ、同校で5日、表彰式があった。
 税に関心を持ち理解を深めてもらおうと毎年実施。今年は約63万編の応募があり、192作品が入賞した。県内からは102校6812編が寄せられた。
 宮内さんの作文のタイトルは「はやく大人になぁれ」。多くの治療が必要だった弟と妹の医療費が税金で助けられたことを知り「税を支払うということは、人のためであり自分のためでもあり、未来のためなのだと思う」と気付きや感謝の思いをつづった。