「鉄道の日」 松山でイベント 見学や乗車体験
1872年10月に新橋-横浜間で日本初の鉄道が開通したことを記念する「鉄道の日」(14日)にちなみ、 JR四国は15日、松山市南江戸1丁目の松山運転所とJR松山駅で「鉄道の日ふれあい祭り」を開き、大勢の家族連れらが鉄道設備の見学や乗車体験などを楽しんだ。
松山運転所では、来場者が車両に乗って、列車の向きを変える転車台回転を体験したり洗車機を通ったりするなどの催しを実施。線路巡回用車両やミニSLへの乗車もあり、カメラを下げたファンや家族連れらが鉄道の魅力を満喫した。
松山駅では、松山大法学部4年で道後マドンナの女子学生(22)と県イメージアップキャラクター「みきゃん」が一日駅長を務め、改札業務や特急列車の出発合図などに取り組んだ。
父親と訪れた同市東方町の小学4年の男児(10)と弟の同3年男児(8)は、洗車機を体験し「ブラシや水の勢いがすごかった」「列車に乗って楽しかった。鉄道が好きになった」などと喜んでいた。