2015年度県戦没者遺族大会(愛媛県遺族会主催)が26日、松山市道後町2丁目のひめぎんホールで開かれ、県内の遺族ら約1200人が首相・閣僚らによる靖国神社参拝や、戦没者の孫やひ孫らでつくる「青年部」の組織化を推進するとした大会宣言と決議を採択した。
 県遺族会の関谷勝嗣会長が「戦争の悲惨さやむなしさを後世に語り継いでいただきたい」とあいさつ。
 同会青年部の山本良幸部長(61)=松山市=が昨年10月、55人で発足した青年部の経緯について報告。「平和の尊さや遺族会活動の関心が薄れつつある今、地域の人に訴えることが重要だ」と述べた。