お好み焼きや焼きそばなどの多彩な粉ものが集まる「全国ご当地こなもんサミット2016in松山」が5日、愛媛県松山市堀之内の城山公園で始まった。県内5市町を含む11府県から26メニューがそろい、ご当地グルメの頂点を目指す。
 松山市では、15年に県内の粉ものを集めた第1回が開かれ、今年2月には中四国に範囲を広げた「こなもんサミット」を開催。今回は同時開催の「ゆるキャラグランプリ(GP)2016in愛顔(えがお)のえひめ」の会場の一角に陣取り、全国規模イベントにパワーアップした。
 会場には一般的なお好み焼きやたこ焼きのほか、ラーメンやちゃんぽん、ピザ、うどんなどの屋台が並び、鉄板から立ち上がる香ばしいソースの香りに誘われて昼前には長蛇の列。家族連れらはステージでゆるキャラが繰り広げるショーを楽しみながら気に入った「粉もの」を頰張った。
 購入者の投票で王者を決定する。6日の出店は午前9時~午後4時。ゆるキャラGPへの入場料が必要で、当日大人600円、小中学生300円。