昔ながらの遊びを子どもたちに体験してもらうイベントが2日、愛媛県松山市西野町のえひめこどもの城であり、正月の思い出をつくろうと訪れた家族連れがミニたこ作りやこま回し、かるた取りを楽しんだ。
 たこ作りに取り組んだ子どもたちは、スタッフや保護者に手順を教わり、型紙に沿ってひし形に切りとった半紙に竹ひごの骨を貼り付けた。のりが乾くと、寒風をものともせずたこ揚げに駆け回り「揚がった、揚がった」と歓声を上げた。
 カラフルなこまが並んだコーナーでは、腕に覚えがある保護者が活躍し、1時間近く夢中になる子も。縦約40センチ、横約30センチの大きな札を使ったかるた取りもあり、読み上げに反応した子どもが札を目指し一斉に疾走。保護者は目を細めてカメラを向けていた。