つながる一番町交差点 26日に景観整備完了
愛媛県松山市大街道2丁目のファッションビル「ラフォーレ原宿・松山」跡地の再開発に関連して松山市などが一番町交差点周辺で進めていた景観整備事業が、26日の複合施設「アエル松山」グランドオープンに合わせて完了する。交差点周辺を一つの広場と位置付け、アーケードのセットバック(後退)や路面舗装のデザイン統一などでロープウェイ街と大街道商店街に人の流れをつなぐ仕掛けを施した。
一番町交差点は、観光客の多いロープウェイ街と商業施設が集積する大街道商店街が対面し、市内で最もにぎわう交差点。一方で、国道11号によって人の流れが分断されていることが大きな課題だった。
整備事業では松山市と松山大街道商店街振興組合、国土交通省が連携。市は交差点周辺の景観、商店街振興組合はアーケードの玄関口、国は交差点の路面デザインをそれぞれリニューアルした。