毎年多くの初詣客でにぎわう愛媛県松山市居相2丁目の伊予豆比古命神社(椿神社)で23日、大みそかと正月三が日にみこを務める高校生と大学生への説明会があり、みこの心得や作法などを学んだ。
 説明会には白衣と緋(ひ)ばかまを着た女子学生25人が参加。長曽我部延昭宮司(70)が「椿神社の神様の代わりにお札をお渡ししているという気持ちで取り組んでほしい」とあいさつした。
 参加者は緊張した面持ちで、神社で使う特別な言葉遣いを教わったり、約100種類のお札とお守りの初穂料(金額)を覚えたりして、本番に備えた。