アシカの赤ちゃん公開 とべ動物園
愛媛県立とべ動物園(砥部町上原町)で6月22日に生まれたカリフォルニアアシカの雌の赤ちゃんの一般公開が7月23日から始まり、ミルクを飲んだりプールで泳いだりと愛らしい姿を来園者に見せている。
赤ちゃんは飼育員らの発案で「ラム」と命名。父ジロー(29歳)と母ナナミ(11歳)の間に生まれ、ナナミが育児放棄したため園のアシカでは27年ぶりの人工哺育となった。
園によると、ミルクを飲まないこともあり、23日時点で体長約50センチ、体重約7.5キロと誕生直後とほぼ変わらないが、体調に問題はないという。
20日にはアシカ舎のプールで泳ぎの練習を開始。当初は前足の動かし方が分からず沈みかけたこともあったが、次第にこつをつかみ、23日にはほかのアシカが泳ぐそばで元気に動き回った。
午後1時と3時に哺乳瓶での授乳の様子を見学できる。