7日は暑さが本格的になってくるとされる二十四節気の「小暑」。6日の愛媛県内は朝早くから強い日差しが照り付け、気温がぐんぐん上昇。うだるような暑さの中、今治市菊間町西山の農業石山敏郎さん(53)の畑では、収穫を間近に控えた特産の菊間スイカが実を丸々と太らせている。
 6日は朝早くから畑に出掛け、実が日焼けしないように稲わらをかけるなどした。石山さんは「6月に雨が多く病気が心配だったが、ここ数日で実も大きくなっている」と収穫を心待ちにしている。
 JA越智今治によると、菊間スイカは露地栽培で甘みが強いのが特長。25戸が約280アールで育てていて、今年は8月上旬までに前年並みの約140トンの収穫を見込む。スイカは主に松山市に出荷される。