国民体育大会「2016希望郷いわて国体」第4日は4日、岩手県宮古市のリアスハーバー宮古などで各競技を行い、セーリング国体ウインドサーフィン級成年女子の小嶺恵美(一宮グループ)が、愛媛勢第一号となる優勝を飾った。
 セーリングは海上に設置されたマークを決められた順番で回り、帆走する速さを競う競技。小嶺は2日から3日間にわたって行われた全6レースをすべてトップで通過し、圧倒的な強さで2連覇を達成した。
 小嶺は千葉市出身。愛媛国体を見据え、15年4月から新居浜市を拠点に活動している。国体では、過去に岐阜県代表として10年から3年連続優勝を果たし、愛媛代表として初出場した昨年の和歌山国体でも優勝を飾った。