9月に開幕する男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)の愛媛オレンジバイキングス(OV)は7日、松山市上野町の県総合運動公園補助体育館で2016~17シーズンの選手・練習生のトライアウト(入団テスト)を行った。県内外から30人がプロ選手を目指してしのぎを削った。
 愛媛OVのトライアウトは初めてで、高校生から社会人、プロ経験者まで16~35歳が集まった。
 参加者は6チームに分かれ、6分間のゲームを2回ずつ戦った。その後、半数の15人に絞って試合を重ねた。
 すでに愛媛OVと契約した松山市出身の俊野達彦・佳彦兄弟をはじめ、選手や関係者が見守る中、粘り強いディフェンス、積極的な3点シュート、的確なパスなど、それぞれ真剣な表情でセールスポイントを披露していた。
 チームを指揮する河合竜児ヘッドコーチは「現在契約している戦力と照らし合わせ、目指すチームにどうフィットするかを見た。レベルの高い選手、育ててみたい選手も多かった」と振り返った。