県えひめ結婚支援センター(県法人会連合会運営)は3日、「結婚支援ビッグデータ活用研究会」を立ち上げ、松山市大手町1丁目の愛媛電算で初会合を開いた。蓄積した利用者のプロフィルや行動傾向などのデータを分析し、婚活の成功に向けた新たな仕組みづくりを目指す方針。
 センターでは2015年3月、お見合い事業「愛結び」に関し、ビッグデータの分析を基に、お薦めの相手を導き出すシステムの運用がスタート。男女の引き合わせの成功率が上昇しているといい、全国から視察が相次いでいる。
 研究会は情報学や社会学などの専門家9人で構成。それぞれがデータの提供を受け、引き合わせの成功率向上といったさらなる活用の可能性を追求する。16年度に研究結果をまとめ、公表する予定だ。