スーパーのフジ(愛媛県松山市、尾﨑英雄社長)が6日発表した2015年3~11月期連結決算は、生鮮食品や総菜の販売が好調だったほか、水道光熱費などのコスト削減も奏功し、増収増益となった。売上高に当たる営業収益、経常利益、純利益はいずれも第3四半期ベースで過去最高だった。
 営業収益は2336億5200万円(前年同期比1.3%増)。経常利益は52億4400万円(40.4%増)。老朽店舗などの減損損失を計上したが、保有株式の一部譲渡により特別利益が発生し、純利益は25億6400万円(16.7%増)。