「日本の次世代リーダー養成塾」に参加した愛媛県内の高校生12人が22日、松山市上野町のえひめ青少年ふれあいセンターで成果を報告した。日本やアジアの高校生との合宿や参加者らによる討論を通し「協調性や、リーダーシップを学べた」と振り返った。
 養成塾は国際舞台で活躍できるリーダーを育成しようと有志の知事や経済団体などが設立。7月24日~8月6日、福岡県などであり元国連事務次長やマレーシア元首相、大手企業経営者らの講義を受けた。
 報告では、日本の異文化交流不足について議論した高校生が「『政府なき教育団』を立ち上げ、加盟国の学校がインターネット電話で合同授業をできるようにする。資金はクラウドファンディングで募り、政府に干渉されない」などと提言した活動を語った。