センターは誰の手に―。八幡浜漁港に水揚げされる商品価値の低い雑魚から選抜した「ZAKO(ザコ)48」の人気ナンバーワンを決める「選抜総選挙」が19日、愛媛県八幡浜市沖新田の道の駅「八幡浜みなっと」であった。投票総数3115票中838票を獲得した「エブタ」がセンターの座を射止めた。
 低利用魚の魅力を発信しようと、八幡浜商工会議所の「八幡浜雑魚出世街道プロジェクト」(菊池史行委員長)が人気アイドルグループ「AKB48」にちなんで48種を選抜し、見た目によって4チームに組み分け。9月から48日間、インターネット投票を実施していた。
 19日は、フライや煮物、南蛮漬けなどさまざまな味付けの全48種の試食会を開催。来場者は、味や見た目で「推し」の魚に1票を投じた。