建物や街づくりに関心を持ってもらう「こども・けんちく学校」が13日、愛媛県八幡浜市沖新田の道の駅「八幡浜みなっと」であり、小学生ら約40人が角材とベニヤ板で「秘密基地」作りに挑戦した。参加者は協力し合いながら、工夫を凝らした空間をつくり上げた。
 日本建築家協会四国支部愛媛地域会などの企画で5回目の開催。笹木篤会長(61)から「線(の角材)を集めると面になる。面をいっぱい作ると立体ができて、そこに入ることができます」と説明を受けた後、参加者はグループに分かれて、作業に取りかかった。
 建物のイメージや作り方を相談しながら、材料をゴムで組み合わせていくと、みるみるうちに秘密基地が完成。屋根の高いものや真四角のがっちりしたものもあり、参加者は自分たちの力で築いた空間を楽しんでいた。