16日の愛媛県内は、四国地方の上空約5500メートルに流れ込んだ氷点下30度以下の強い寒気の影響で冷え込んだ。久万高原町の中心部では15日夜から断続的に雪が降り、16日朝は一面が銀世界となった。
 同町東明神の明神小学校では、午前7時半ごろから子どもたちが元気よく登校。数センチの雪が積もった校門前の坂道も、長靴を履いた児童は慣れた様子で難なく歩き、保護者や教員らに「おはようございます」と快活にあいさつしていた。学校に着くと雪玉を投げ合って遊び、本格的な冬の到来を楽しんでいた。
 同町東明神の国道33号三坂道路付近では、午前8時ごろに10センチほどの積雪がみられた。