14日未明に愛媛県四国中央署管内で交通死亡事故が起きたことを受け、署は18日夕、現場近くの四国中央市上柏町の国道11号バイパス周辺で「人の輪作戦」を行った。署員や宇摩交通安全協会員、市職員ら約50人がのぼりを掲げ交通安全を呼び掛けた。
 市内の男性が中型トラックにはねられ死亡した現場近くの歩道に参加者が一列に並び、シートベルトやチャイルドシートの着用、早めのライト点灯などを強調するのぼりを掲示。ドライバーらに注意喚起した。
 岡利彦交通課長は「夏は暑さで集中力が低下しがちだが、緊張感を持った運転をしてほしい。歩行者は左右の安全を必ず確認し、横断歩道を渡ることを心掛けて」と話した。