ドイツで10月に開催される「第24回世界料理オリンピック」に愛媛県今治市大西町宮脇の「ますや旅館オーベルジュ」の神原佳考シェフ(39)が日本代表として初出場する。2014年にシンガポールで開かれた世界5大料理コンテストの一つFHAの温製・東西融合部門で銀メダルを獲得した実力派で「本番までに出品料理のレベルを2段階引き上げ、今度は金メダルを持って帰る」と意欲を見せている。
 神原シェフは大学を出て高松市の調理師専門学校で学び、神戸市のレストランなどで修業。04年から実家の旅館で完全予約制のフランス料理を提供している。
 エアフルト市で10月21~26日に開かれ、176カ国の精鋭が高い芸術性を競う個人部門のアートプログラムに出場する。