参院選などでの投票率向上につなげようと、市民らでつくる「えひめ勝手連2016」は4日、愛媛県松山市中心部で複数の人が一斉に同じ行動を取る「フラッシュモブ」形式でプラカードを掲げ、投票を呼び掛けた。
 フラッシュモブは、インターネットなどでの呼び掛けに応じた不特定多数が、公共の場所で一斉に動き出しダンスや演奏などのパフォーマンスをする。多くの人に選挙に関心を持ってもらおうと初めて企画した。
 正午前、買い物客らでにぎわう同市大街道2丁目の大街道商店街入り口付近に、主婦や子どもら7人が集まり始め、横一列に整列。約1分間、無言で「Vote for Peace(平和のために投票を)」と書かれたプラカードを掲げた。午後3時からは同市文京町の松山大でも行った。